高級ジュエリーの代名詞のプラチナ、通常の金よりもグラムあたりの価値も高く、重さも金より重い金属です。漢字で書くと白金となるのですが、ホワイトゴールドとは違います。
ホワイトゴールドとは金の種類で、金をベースに他の素材を合わせた合金です。プラチナにも金同様に純度というものがあり、千分率で1000分の○○で表します。
よく聞くPt1000、Pt950、Pt900、Pt850、などはそのままその数字分の割り合いでプラチナが含まれているという事になります。現在ではこの4区分が一般的で、一般社団法人日本ジュエリー協会や造幣局でもこの4区分が使われています。
この4区分以外にもPt850以下の純度のプラチナも存在しますが、一般的にプラチナジュエリーと呼ばれるものはPt850以上の純度になります。
上記の純度の違いは、金同様に純度が高くなれば高くなるほど強度が低くなり、傷ついたり変形しやすくなります。